コネクテッドTV(Connected TV)とは~コネクテッドTVの仕組み~
コネクテッドTV(Connected TV)とは、インターネット回線に接続されたテレビ端末のことを指します。CTVという略称で用いられることもしばしばあります。
テレビ端末をインターネット回線と接続する方法は以下の通りです。
- スマートTVを使用する
テレビ自体がインターネットに直接繋がって動画配信プラットフォーム、いわゆる「OTTサービス」(Over The Top:動画配信サービス)などのアプリをインストールして、テレビのリモコン等を操作して動画コンテンツやSNSを楽しむことができます。 - 普通のテレビにストリーミングデバイスやゲーム機などの外部機器を経由する
スマートTVではない従来のテレビでも、Amazonの「Fire TV」やGoogleの「Chromecast」、Appleの「Apple TV」といったデバイスをテレビに繋ぐことでコネクテッドTV化させることができます。デバイスをインターネットに接続することで、デバイス内にインストールされたアプリケーションを経由してコンテンツを楽しむことができます。
コネクテッドTVで視聴できるコンテンツ
コネクテッドTVでは、地上波や衛星放送などの放送コンテンツだけでなく、インターネットを通じて、無料で利用できる広告運営動画配信サービス(ADVOD)・定額制動画配信(SVOD)などのサービスを含め、さまざまなコンテンツを楽しむことができます。
日本の民放各局の番組を無料で楽しめる「TVer」や、サイバーエージェントとテレビ朝日の共同出資で設立された会社「株式会社ABEMATV」が運営する「ABEMA」に映画やドラマ、アニメなどのオンデマンド配信をしている「Netflix」「Amazon Prime Video」「Hulu」、スポーツ専門の映像を配信する「DAZN」はもとより、スマートフォン向けコンテンツという印象も強い「YouTube」も観ることができます。
2025年には日本の家庭で稼働する全テレビの43%がコネクテッドTVに
2022年4月時点で、日本国内で稼働しているテレビのうち約30%がすでにコネクテッドTVになっています。この傾向は今後さらに強まるとみられており、2025年には全テレビのうち43%がコネクテッドTVになっていき、コネクテッドTVにおける配信動画視聴の割合は47%まで増加すると予測されています。
コネクテッドTVの利用ユーザー数・広告市場規模ともに右肩上がりに成長中
※PC/CTV でのTVer月間ユニークブラウザ比率推移(TVer調べ)
コネクテッドTV領域は動画広告市場において、新しい視聴スタイルのターゲットに広告を出稿できる媒体として、最も注目されています。
コネクテッドTVへの広告出稿のメリット
制度の高いターゲティング
性別、年齢、エリア、興味カテゴリとテレビ視聴データを掛け合わして、ターゲティングが可能です。
高い完全視聴率
広告を最後まで見ないと動画を見ることが出来ないため、広告完全視聴率は90%以上。
効果測定が可能
広告のIMP、CPM、完全視聴数、完全視聴率、完全視聴単価を計測可能です。
さらにテレビCMの良さも含めています!
- テレビ局が運営する安心安全の媒体でブランド棄損の心配はありません。
- 大画面、音声ありでインパクトのある広告が視聴されます。
- リビングで家族揃って視聴する割合が高くなります。
コネクテッドTVへの広告出稿はおススメです
地上波のテレビCMでは届かない層(若年層など)にテレビCMの良さを活かしながら、+αのが期待できる広告がコネクテッドTVでは出稿できます。